なぜ統計学が最強の学問であるのか?

西内の本 [注1] から盛大に引用します。

 

なぜ統計学が最強の学問であるのか?その理由は、「人間の制御しうる何物についても、その因果関係 [注2] を分析できるから」であり、この統計学の汎用性は、どのようなことの因果関係も科学的に検証可能なランダム化比較試験(実験)によって支えられています。ランダム=無作為とは、「意図的に手を加えることなく、偶然にまかせること」(広辞苑)であり、十分にランダム化してしまえば、検定したい1因子以外の因子(背景因子)は群間で同じとなります。適切にランダム化された比較試験によって「ある結果」がえられたときは、そのえられた結果の原因は「その1因子」以外ありえないということです(その他の因子は全て同じだから)。

 

ランダム化比較試験か(それができなければ)観察研究か(まず)それが問題です。

 

注1:統計学が最強の学問である (西内啓、ダイヤモンド社

 

注2:因果関係とは、ある原因によってどのように結果が変わるか—ということ。すなわちある原因(説明変数、独立変数)によりある結果(アウトカム [成果指標]、従属変数)がもたらされることを因果関係という。